高品質な製品を実現する最先端の生産設備
生産フローチャート
①生産管理室
製品の受入れから納入までの工程を円滑に推進するため、コンピューターで各炉別の熱処理炉監視システムデータ収集盤へ作業順序を指示し、進捗状況を確認しながら、納期を始め常に信頼される製品作りをするための管理業務を行っている。
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②連続無酸化熱処理ライン
製品の焼入焼戻はメッシュベルト式連続無酸化熱処理装置で自動的に行われるため常に安定した高品質が得られる。
焼戻で行う黒化処理は製品が濃黒色で防錆効果にも優れている。
また、圧造品の加工応力除去には連続低温焼鈍炉を使用する。
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③熱処理装置集中管理システム
連続無酸化熱処理装置の温度制御及び炉内雰囲気制御などの運転管理と記録は整列配置された操作盤で行っている。
また、作業記録が各炉別に生産管理・加工・品質保証・統括の各部署でリアルタイムで相互に検索出来る熱処理炉監視システムを採用している。
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④RXガス変成ライン
焼入に使用するRXガスは変成炉で変成し、それぞれの熱処理炉に供給している。
またRXガスはCO₂濃度自動制御装置により管理されている。
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⑤ショットブラスト
自動研掃機に依って焼入焼戻された製品の表面を研掃する。
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⑥製品管理
熱処理作業場と分離された場所で、未加工品と完成品はそれぞれ色別された専用保管棚へ整理保管し、的確な先入れ先出し指示と在庫管理及び納入が円滑に出来る様に徹底を図っている。